ポルノチャンチャカチャン

◆スタッフ◆
プロデューサー…………井 塔 直 志
脚   本…………山 田   勉
監   督…………山 本 晋 也
撮   影…………伊 藤 英 男
照   明…………出 雲 清 二
編   集…………田 中   治
音   楽…………森   あきら
助 監 督…………宮 島 利 明

製   作…………電映商事株式会社
◆キャスト◆
田中礼子…………原   悦 子
福田節子…………橘   雪 子
トルコ嬢A…………ティミー・杉本
トルコ嬢B…………与那城 ライラ
ハマグリ姉さん…………乱   孝 寿
アベックの女…………し ば 早 苗
ナゾの女…………ひろみ 麻 耶
田中三郎…………久 保 新 二
福田武夫…………神 原 明 彦
大平…………た こ 八 郎
アベック男…………桂   さんQ
おやじ…………木 南   清
◆ストーリー◆
 サラリーマン万年課長の福田は粗チンの持主であったが、結婚以来十二年間、女房の節子はそれに気ずいていない。というのも、福田は情事の最中に、こっそりサポーターにつけた大きなハリ形で実にうまく女房をりリードして事無きを得ていた。
 部下の田中は、反対に巨大な男根の持主で、今夜も婚約者の社子とデート中である。
 ベンチで接吻したあと、礼子の下半身に手を入れペッティングを要求したが、結婚まで清い関係でいたいというのが礼子の気持でもあったが、その夜、ラブホテルに宿泊してしまった。 初めての男性をむかえる礼子の気持も高ぶっていたが、田中の方も巨大な巨根の興奮に燃えて、ギンギラの欲情である。
と、礼子の美しい肌の中に入ろうとした時、「痛い!」と礼子が叫んだ。
 「どうしたの礼子さん?」
 「なんか、なんか棒の様なモノが、股の間にあるの、お腹が痛いわ…」
 礼子の言葉に、おき上る全裸の田中。なんと、田中の下半身には巨大なモノが立っていたのである。
 「な、な?にこれ、あなたの?」というなり、悲鳴を上げてベットより飛び出てしまう礼子、田中は説明したが……。
 「こんな大きなモノが私の中に入る訳が無いじゃないの、貴男は片輪よ!」
 「だって礼子さん、男性のは皆んな、こんなくらいはあるんですよ」必死に説明するが、礼子は恐ろしがって相手にしてくれないのである。
 結婚前の交渉は、こうして失敗してしまった。しかし、礼子は田中を愛している事に変りはないのであった。
 あくる朝、会社に出勤した田中は、早速、課長の福田のところへ行くなり相談する。
 驚く福田は、係長の大平を呼んで三人で田中の話を聞くのであった。
 「ところで君のはどのくらいあるのかね?」福田は粗チン故のヒガミから、田中のモノを見たくなって来た。
 そこえ、大平係長が、トルコヘでも行って男性の平均値を教えるのが一番ということになり、その夜三人は川崎のトルコ街に行く。大平という係長は、普段から謎の人物として会社でも有名であった、彼は時々、フッと会社から居なくなったり、家に帰らない事も多いし、親兄弟も居ないらしいという独身で、その出生も不明の人物であるが、仕事の取引などでは天才的な才能をもっていた。
 トルコ嬢に相手にされた田中は、敗けん気の相手に「このくらいじゃ大きいとは云えないわよ」となぐさめられ、自分が片輪であるという気持が次第に無くなっていったのである。しかし、トルコ嬢も内心ではあまりの大きさに驚いていたが、モノめずらしさから、田中をむかい入れるのであった。
 始めて女性の喜びを知った田中はよろこんでトルコ嬢に身をまかせていった。
 一方、祖チンの福田は、おなじみのトルコ嬢に「この前より、一段と小さくなったみたいとイヤミを云われ、個室で大ゲンカである。一方、婚約者の礼子も巨根に悩み、その夜、福田の女房、節子に相談をもちかけていたのである。
 そして節子は、自分の亭主が粗チンである事も知らず、いろいろくと礼子に男のモノについての説明をしてやるのであった。安心した礼子は、田中との結婚をすすめ
新婚旅行へと出発した。
 初夜、二人は結ばれるはずであったが……その夜、恐ろしい事が起きてしまった。