連れ込み妻
夫よりも…激しく、淫靡に。

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▼スタッフ▲
製   作………ネクストワン
提   供………Xces Film
脚本・監督………工 藤 政 典
撮   影………井 上 明 夫
照   明………小 川   満
編   集………工 藤 政 典
録   音………亀 井 耶馬人
▼キャスト▲
相原やよい………江 波 りゅう
昌  枝………酒 井 あずさ
沙  織………倉 持 結 愛
相原建一………那 波 隆 史
坂  口………飯 島 大 介
黒崎康治………中 山   峻
内藤卓也………津 田   篤
加  瀬………森 羅 万 象
滝  本………深 澤 和 明
▼あらすじ▲
 ソファーに腰掛ける美貌の女子大生・沙織。「年はいくつ?」「ビデオに出ようと思った動機は?」などと質問する声。三脚に立ったビデオカメラの脇に座る中年男・相原健一(35):ビデオ制作会社社長。ドキュメンタリー作家だったが借金返済のため、女性を食い物にする悪徳芸能プロの手先になっている。カメラを回す若い助手の内藤卓也。「じゃあ、ブラウスを脱いで」と指示する健一。「えっ!今日のオーディションは、お話だけだったはずでしょ?第一、何でカメラが回ってるんですか?」と沙織。「君が早く仕事ができるようにカメラテストを兼ねてるんだ。これも君の為だ。借金返したいんだろ。金が欲しいんだろ?」「・・・」黙ってしまう沙織。おずおずとブラウスを脱ぐ。ブラに包まれた形の良い胸が現れる。「じゃ、ブラを外して」と健一。ブラをとる沙織。その表情が羞恥に歪む。「じゃあ、スカートをたくし上げて、パンティも脱ごうか」スカートをたくし上げ、沙織の手がパンティにかかる。恥ずかしさに耐えていた沙織が泣き出す。「もう出来ません。私、帰ります!」逃げ出そうとする沙織。「甘えるんじゃない!」沙織の頬を平手で殴る健一。
 二人を見ながら煙草に火を付ける健一。そこへ現れる人相の悪い中年男。悪徳芸能プロマネージャー・黒埼康治だ。「おおやってるな。社長、どうだ、上玉だろ」と萩村。「萩村さん。ああ、確かに今度も上玉だ」と笑う健一。「ホスト遊びを覚えさせてすでに借金浸けにしてある」と萩村。借金浸けと言う言葉を聞いて健一の表情が歪む。「裏ビデオに4、5本出して、後はホテトルかソープでタップリ稼いでもらうさ」と続ける上機嫌の萩村。浮かない顔を愛想笑いで誤摩化す健一。
 健一のアパート。妻のやよいが未払いのギャラの取り立てに来たドキュメンタリービデオのスタッフに詰め寄られている。出資者に逃げられ、健一が一人で大赤字をかぶった。「絶対泣き寝入りしませんよ。奥さんも家でのほほんとしてないで、水商売でもなんでもして働いたらどうですか?」などと捨て台詞を残して帰るスタッフ。健一から電話が入る。「あいつ、帰ったか?」「ええ、大丈夫。帰ったわ。早く、戻って来て」
 ベッドの中の二人。「畜生。スタッフなんて仕事を貰う時はぺこぺこしやがって、ギャラが払えないとなるとまるで手のひらを返したように極悪人扱いだ」と憤る健一。「あなた抱いて」健一にセックスを求めるやよい。「ゴメン、疲れているんだ」とセックスを拒む健一。「私こそゴメンなさい。今、大変な時期だものね」「ここのところ少しづつだが仕事が回って金を作れている。借金はもうすぐ返せる。心配ないよ」と言う健一。しかし、未払いのスタッフ全員支払うとなると、簡単に返せる額では無い事を良く知っているやよい。
 翌日、健一の事務所。慌てて出迎える卓也。「社長、遅いですよ。大変なんですから」と卓也。黒埼が来ている。「何だい、黒埼さん」「今日は頼みがあってな。ちょっとした付き合いのあるヤーさんなんだが、断れなくて」「ヤーさん?」怪訝な顔の健一。別室で待っている如何にも凶暴そうな初老のヤクザ・坂口と色気ムンムンのその愛人・昌枝。「あいつは自分の愛人が目の前で別の男に犯されるのを見て興奮するっている変態なんだ。きょうはどうしてもプライベートビデオを撮りたいんだと」と萩村。「えっ?!」絶句する健一だっが