義母たちの乱行
レズって息子も…

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◆スタッフ◆
製   作……………シネマアーク
提   供…………Xces Film
          関 根 和 美
脚   本……………大 竹 朝 子
        『義母レズ 息子交換』より
監督・撮影……………下 元   哲
照   明……………代 田 橋 男
編   集……………酒 井 正 次
助 監 督……………高 田 宝 重
スチール……………本 田 あきら
録   音……………シネキャビン
現   像…………東映ラボ・テック
◆キャスト◆
竹内あい子……………橋 本 杏 子
西山 香奈……………佐々木 基 子
白石 律子……………しのざきさとみ
岡嶋 葉子……………酒 井 あずさ
竹内 慎吾……………しらとまさひさ
西山 恭輔……………柘 植 亮 二

◆解説◆ この家の後妻に来てつかの間、新婚生活を楽しむばかりか、最近は、息子とのバトルの毎日だ。んー、ヤッパリ、義母になんかなるんじゃなかった…。が、年頃の息子が一つ屋根の下に暮らしている事は、本当は、とてもラッキーな事でもある。踏んだり蹴ったりの生活から一変、義母達のバラ色の生活が始まった。反抗期の息子をおとなしくさせるには、先ずはムスコをおとなしくさせる事!泣く子も黙る子守唄の代わりは、義母達の熟れた女の体。お乳を吸わせ、子宮でムスコを受け止める事なのだ!
 そんな彼女達の密かな楽しみは…。同じ境遇の義母と、息子と亭主の愚痴を言い合い、レズの世界で欲求不満を解消。さらに、スワッピングならぬ、息子交換で欲求を貪る。禁断の肉弾バトルが始まったのだ。
 主演には橋本杏子。少々スクリーンから遠ざかった間に、随分と色気を増してカムバック。程よい熟女になりました。監督はレズといえば、この人の右に出るものは居ない下元哲監督。熟女達と、可愛い僕らのスワッピング!?お楽しみに!!
◆ストーリー◆ 
 竹内あい子(29)は、夫・貴之(48)の元に後妻に来てから2年が経つ。貴之は会社を経営しており、多忙を理由に最近あまりあい子に接しない。あい子はその寂しさを義理の息子で高校生の慎吾(18)への愛情にすり替えようとしているが、結婚当初から嫌われている。あい子はその寂しさをまぎらわすように、密かにオナニーに耽るのだった。
 慎吾はそんな義母の秘密めいた行為をこっそり覗き見ることに歪んだ喜びを見いだしていた。あい子が嫌いなわけではない。だがあい子を受け入れることが亡き実母に対する裏切りのように思え、どうしても素直になれないのだった。
 慎吾には小学校時代からの親友・西山恭輔(18)がいる。2人は大学受験を控え、同じ予備校に通っている。最近その恭輔の所にも義母が嫁いできたと開き、慎吾は興味を覚えた。
「ウチは上手くいってるよ」
 恭輔は魅力的な義母・西山香奈(32)に好意を抱いているらしい。再婚早々、父親が海外出張してしまったため、恭輔と香奈は余儀なく二人きりで生活しているという。
「何だか新婚みたいな気分になっちゃって…」
 ニヤける恭輔に慎吾は半ば呆れながらも嫉妬を覚えた。そして恭輔の家に遊びに行った際、慎吾は初めて香奈に出会った。美人で気さくな彼女にときめきを覚えながらも、それを素直に伝えるわけにもいかず、慎吾は半ばストーカーのような行為に出た。
 外出する香奈を尾行する慎吾。だが逆に香奈に待ち伏せされ、捕まってしまう。心の内を見すかしたように、香奈は言葉巧みに慎吾を誘惑する。今まで誰にも打ち明けられなかった、あい子への複雑な思いをぶちまける慎吾を、彼女は優しく受け止めてくれた。そして2人はその夜、超えてはいけない一線を越えてしまったのだった。
 慎吾は香奈に急速にのめりこんでいくうちに、彼女の奇異な行動に気づく。2人はいつも深夜に携帯で連絡を取り合っている。だが毎週木曜の晩だけは連絡がつかないのだ。不審に思った慎吾は、ある木曜の晩に香奈を尾行する。そして行き着いた先は『レズクラブ』だった。香奈の隠れた一面を知り、慎吾は驚愕と同時に役女への想いが覚めていくのを感じた。
 そんなある日、あい子が香奈のもとを訪れた。香奈が同じ境遇と知り、少しでも悩みを共有できたらと思ったのだ。義母としてのキャリアはあい子の方があるはずなのに、一方的に悩みを打ち明けたのはあい子だった。ふと気づくと、あい子は香奈の腕の中で泣いていた。
「ごめんなさい、つい…」
 照れ笑いで離れようとするあい子を、香奈は意外なほど強く抱きしめ、唇を重ねてきた。初めての経験に戸惑い、拒絶しようとするあい子を巧みにリードし、女同士のセックスへと導いていく。やがてあい子は、我知らずレズビアンの世界に引き入れられていくのだった。
 一方、恭輔は慎吾に対し疑惑を抱き始めていた。香奈に対する彼の言動が、男が愛する女を語るそれだからだ。
「お前、まさか義母さんと…」
 思いあまって慎吾を問い詰める恭輪。厳しい追求に慎吾はとうとう香奈と関係してしまったと告白した。義理の母子という関係以上に香奈を思っていた恭輔は、当然キレて慎吾に殴りかかった。そんな恭輔に追い討ちをかけるように慎吾は、香奈がレズクラブの常連だということまで打ち明ける。破れかぶれの慎吾の告白に恭輔の心はズタズタに傷ついたのだった。
 慎吾もこの一件で心に傷を負っていた。あい子はそんな慎吾に言葉をかけることも出来ず、竹内家の中でまたも孤立してしまった。だが、今の彼女には香奈という逃げ場があった。その香奈から木曜の晩に会わないかと誘いを受ける。そして誘われるままレズクラブに行くことに。そこでの出来事は、あい子にとっては何もかもが新しい驚きだった。女同士がキスをしたり抱き合ったり…。香奈が若いメンバーの岡嶋葉子(25)と全裸で抱き合っている。その痴態を目前にして、あい子の中に不思議な嫉妬心が芽生えた。
「驚いてばかりじゃなくて、あなたも参加してみない?」
 声をかけてきたのは店のママ・白石律子(35)だった。律子は戸惑うあい子の背中を押して乱交に加わらせた。はじめは拒絶したあい子も次第に未知の快感に目覚め、女同士の果てしない悦楽の虜になっていくのだった。
 恭輔が傷害事件を起こした。香奈が親友の慎吾と関係したこと、さらにレズクラブの常連だと知った心の傷がそうさせたのだ。香奈の機転で事件は穏便に処理されたが、恭輔の心の傷は深まるばかり。そんな時、恭輔に優しく言葉をかけたがあい子だった。
「俺は裏切られたんだ…」
「香奈さんのすべてを受け入れられないなら、本当の親子にはなれないわ」
「…アイツ、本当はあい子さんのことが好きなんだ。だけど…」
「母と子の距離感を保つためにはああするしかなかった。それは最初から分かってた。でも、辛すぎるわ…」
 慎吾との関係を思い起こし寂しげな笑みを浮かべるあい子の胸に、ふいに恭輔が顔を埋めてきた。
「おかあさん!」
 恭輔は堰を切ったようにあい子を求めてきた。あい子は抵抗できなかった。何故なら彼女は竹内家に嫁いでから今日まで、そう呼ばれたことがなかったからだ。
「もっと…もっと言って!」
「おかあさん…」
 あい子は我を忘れて恭輔とのセックスにのめり込んでいくのだった。
 あの日以来、恭輔はあい子に会っていない。慎吾も香奈とはあれきりになってしまった。2人はそれぞれの道を目指し、孤独な戦いの中にいた。
 あい子は心に傷を負ったままの慎吾に優しい言葉をかけた。
「受験が終わったら、家族で旅行にでも行きましょうよ」
「…ああ、頑張るよ」
 2人の距離が以前より縮まった。このままいけば慎吾が立ち直るのも時間の間題だろう。
 あい子は恭輔との一件以来、少し変化した自分を感じていた。それは密かな生き甲斐が出来たからだ。毎週木曜日の夜、あい子は思い切りお洒落して出かける。それは香奈に会うため、彼女に愛されるためだ。今夜もあい子の秘密の夜が始まる。