襦袢コンパニオン
密着露天風呂

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◆スタッフ◆
製   作……………サカエ企画
提   供…………Xces Film
脚   本……………夏 季   忍
監   督……………新 田   栄
撮   影……………千 葉 幸 男
照   明……………小 川   満
音   楽……………レインボー・サウンド
編   集……………酒 井 正 次
助 監 督……………加 藤 義 一
スチール……………佐藤初太郎
録   音……………シネキャビン
現   像……………東 映 化 学
◆キャスト◆
上原ひかり……………神 崎   南
重   子……………小 川 真 実
は る か……………椎 名 みなみ
川野 涼太……………竹 本 泰 史
鈴木彦太郎……………久須美 欽 一
村上 和雄……………なかみつせいじ
◆解説◆  「こんな温泉ホテルがあれば、絶対にイッちゃうネ」と、男なら一度はしてみたい遊びである。お酌をしてくれる仲居さんは全国に数多かれど、こんな仲居さんは見たことがない。襦袢一枚で至れり尽くせりのその仕事ぶりは…。夕飯のタコの足でオナニーショー。布団を敷いて帰るのかと思いきや、そのまま一緒に密着接待。汗を掻いたら一風呂浴びましょう!と、露天風呂でさしつさされつ…。男冥利に尽きる、贅沢の限りを堪能できるのである。まさに、旅行会社もビックリの、極楽露天風呂だ!
 そこで、酒よし!お湯よし!女よし!某ホテルの〈襦袢コンパニオン付き極楽温泉〉に一時間の間、皆様をたっぷりと御招待!どんな名湯よりも疲れた体を癒してくれる。まさに秘湯という言葉がぴったりの〈秘・ミ・ツ・の・湯〉!!
 その襦袢コンパニオン役主演神崎南。きめの細かい白い肌は、無色透明の温泉と同化してしまいそう。透通るような美肌の持ち主だ。それに加え、ぷるんぷるんの巨乳が堪らない。
 監督は成人映画の神髄をいく新田栄。今回も楽しく、スケベな娯楽作品が完成した。
 お楽しみに!! 
◆ストーリー◆
 上原ひかり(23)は、老神観光ホテルで、昼は仲居見習いとして雑用をこなし、夜は専属コンパニオンとして、日夜大忙しの日を送っていた。
 ひかりは、親の残した借金返済のため、この道に飛び込んで早5年。
 生来の性格なのか?今日もノー天気に露天風呂で酔客を相手に密着サービスの大ハッスル!
 或る日、橋の上を通りかかったひかりは、河原でもがき苦しむ一人の老人を発見!これは大変と、ホテルヘ連れ帰り、介抱する事に。
 この老人、大変な資産家で、日頃嫁との折り合いが悪く、こっそり大金を信玄袋に詰め、プラリ気ままな小旅行に出たのであった。 襦袢姿でいたわり尽くせりの手厚いお色気介護にすっかり感激の老人。その上、露天風呂ではウハウハの大サービス。
 天にも昇る快感に、もうこの世に思い残す事は何も無いと、すっかり元気になった老人は、上機嫌で宿をあとにした。
 やれ風呂掃除、やれ便所掃除と、先輩の仲居の重子(30)にいびられ、成長していくひかり。
 買い物帰りのひかりに、ハイキング姿の清々しい青年涼太(26)が道を尋ねた。バス停を教えながら歩く二人の後ろ姿に何やら恋の予感が・・・。
 そして別れ際、この近くにお住まいですか?と聞かれたひかりは、思わず観光ホテルを指し、此処ですのと答えてしまう。
 青年は、ひかりがこのホテルのお譲様だと勘違いし、近い内に必ず泊まりに来ると約束し、その時迄あなたの若女将姿を楽しみにしていますと、固く握手をし、バスに乗った。
 仲居の重子に、見合い話か飛び込んだ。お相手は、観光協会に勤める村上和雄(35)村上はバツイチで子持ちであった。ギャンブルはやらず酒も飲まず、いたって真面目な性格の村上は、それが原因なのか妻に逃げられ、早2年。
 そんな冴えない村上であったが、全く男っ気の無かった重子にとっては、正に王子様であった。訪れた春に、急に優しくなる重子。
 風光明媚な吹割りの滝をバックに、重子と村上は意気投合し、その日の内に合体!!
 近頃不景気のせいか、日帰りバックの客が増え、今日もまっ昼間から、露天風呂で、ひかりか密着大サービス。
 しかし、重子の縁談話が突然破談に!今更皆に本当の事も言えず、今日もデートなのと、重子が二人分の弁当を持ち、いそいそと出掛けて行く。
 掃除をしていたひかりが、ホウキを放り出し、重子のお相手はどんなんやらと、こっそり覗きに出掛ける。そこには、重子か一人ベンチに座り、涙を浮かべなから二人分の弁当をほお張る姿があった。
 ひかりはホテルに帰り掃除のつづきをしていると、今夜もお座敷がかかる。
 襦袢姿のひかりが色っぽい声で襖を開けると、そこには、ほのかに恋心を抱いて別れた涼太がニッコリ座っていた。
 驚いたひかりが、襖をピシャリ!と閉めて、廊下に飛び出す。涼太が追いつき、「大変ですねぇ、若女将がこんなサービス迄するなんて」またまた勘違いの涼太であった。
 ええい、こうなりやなるようになれと、襦袢姿で差しつさされつ夜は更けて・・・。
 翌朝、肌の温もりを感じながら、涼太がひかりに愛の告白をした。自分の境遇に言葉を濁すひかりに涼太が、次に来る時は、きっといい返事を聞かせてくれと、別れを惜しんだ。
 自分にあるのは親が残した借金だけ。どう考えても釣り合いの取れない二人の関係にひかりは思い悩んだ。
「お姉さん、ここの温泉で働いてるの?」若い娘、はるか(19)がひかりに声をかけた。
「私もなんか仕事ないかなぁ」どうやらはるかは、家出中らしい?
 かくして二人は相談し、レズショーを展開。座敷で襦袢姿のひかりとはるかが妖しく絡む。思わず身を乗り出す客に、続きは割増料金プラスで露天風呂で密着サービスよ、と言った。
 新展開に一時恋の悩みも忘れ、新たな希望が見え始めた時、はるかが、ひかりの全財産を持って突然姿を消した。
 天国から地獄に突き落とされたような、そんなひかりの元に、鈴木彦太郎の代理人だという男が現れ、実は鈴木様が亡くなられ、生前あなた様に大変世話になったと、一千万遺産を残してくれた・・・という。えっ!あのおじいちゃんが?吃驚仰天のひかり。
 生きてりゃこんないい事も、我が人生に悔いはなかったと、涼太が次に迎えに来る時迄、コンパニオンとして精一杯努めますと、今宵も襦袢姿のひかりが行く。