老人の性生活
愛人はベットの上で…

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◆スタッフ◆製作:フィルムハウス/提供:Xces Film/監督:勝利一/脚本:国見岳士『新・老人の性 愛人いじり』より/撮影:小山田勝治/編集:金子尚樹/録音:シネキャビン/助監督:白石真弓/スチール:阿部直哉/現像:東映ラボテック
◆キ『老人の性生活 愛人はベッドの上で・・・』スチール1ャスト◆横山玲子:水沢梨香/黒川ひとみ:水原香菜恵/石原京子:美里琉季/石原美保:麻田希美/中根康宏:坂入正三/黒川喜一:久須美欽一/黒川誠:岡田智宏/やくざ風の男:中山正幻
◆解説◆
 遂にべ−ルを脱いだそのカラダ。期待の新人元夕カラジェンヌ『水沢梨香』が映画初出演!『私、脱いだら凄いんです!』168センチの長身を武器に、颯爽としていたあの頃、あの舞台…。バスト85センチ、ヒップ89センチのグラマラスなボディ。頬擦りしたくなるようなナマ脚。宝塚時代からは想像も出来ぬ色気。そう、彼女には女を感じられずにはいられない。まるで今は、熟女と少年がコラボレートしているかのようだ。
 そんな彼女が扮するのは、あるシルバー人材派遣会社の男勝りな女社長。老いを知らない元気じいさん達を相手に裸で迫る。監督には、久しぶりの作品で、全神経を奮い立たせた勝利一。今までとは違う水沢梨香を、存分に楽しんでもらいたい。再び拍手喝采。さらに今回は、観客総起ちで幕が下りる事は間違いなし!
◆ストーリー◆ 横山玲子はシルバー人材派遣会社のワンマン社長である。普段から男物のスーツを着こなし、女を感じさせない逞しい女性。その日も新たに面接をしていた。
 彼女の目の前に座った老人は中根康広。元会社社長で暇を持て余して面接を受けに来ていた。中根は元社長らしく威厳があり、態度もふてぶてしく、横柄である。どちらが面接を受けているのか分からない。それもそのはず、玲子は彼の会社の社員だったのだ。中根は勿論、一社員のことなど覚えていなかった。
 そんな中根に「元の職業や役職は関係ないし、通用しないと」と玲子がキレる。中根は言われて初めて、自分が面接を受けにきていたのだと認識して態度を改める。だが、自分の孫ほど年齢が下の、しかも女に、しかも元社員に一喝されたのをおもしろく思っていない。
 面接はマンツーマンであった『老人の性生活 愛人はベッドの上で・・・』スチール2。中根はどうせ不採用ならと、いまいましい玲子に襲い掛かる。だが、彼女にあっけなく投げ飛ばされてしまう。それどころか、逆に、役にたつのかと襲われてしまう。馬乗りになられる中根、そのまま玲子に責められて、呆気なくいってしまう。
 そこへ、仕事の依頼がくる。契約者はすべて出払っていて、誰もいない。玲子は仕方なく中根を雇うことにする。仕事先は、今人気急上昇のネット小説家の黒川みずほ夫婦の一軒家である。女性の家政婦が何人も代わっていて、どうしようもないと家政婦の派遣会社からの依頼である。玲子は中根に不審を感じているものの、彼を派遣するしかない。
 一軒家を訪ねる中根。ドアを開けたのはみずほである。リビングに入るや否や服を脱ぎはじめるみずほ。吃驚仰天する中根。気がつくとソファに素っ裸の男が横になっていた。主の黒川誠である。この家はヌーディストの家だったのだ。道理で家政婦がいつかないわけである。黒川は中根にも裸になるよう命令する。断るがむりやり脱がされてしまい、キッチ『老人の性生活 愛人はベッドの上で・・・』スチール3ンで洗い物をするよう言い付けられる。
 ソファで絡み始める黒川とひとみ。唖然とする中根。みずほは「ライフスタイルだから気にしないで」と言うが…。
 一人、詰め将棋をしていた居候の黒川の祖父、喜一が「お茶」と叫ぶ。中根はお茶をいれて和室に運ぶ。喜一もやはり、裸である。バッタリ出会う中根と喜一。バツが悪い二人の老人。どこかで会ったような気がする。突然、喜一が敬礼して「上等兵殿」と言う。二人は太平洋戦争の戦友だった。二十数年ぶりの再会である。
 そこにチャイムが鳴る。裸にエプロン姿でつい、玄関へ行ってしまう中根。訪問者は心配になってやってきた玲子だった。玲子は中根の姿を見て激怒する。そして、主に謝るためリビングへ…。そこではみずほと黒川がセックスを楽しんでいた。唖然とする玲子。逃げるように家を後にする。
 それからしばらくして、中根か無断欠勤をする。心配になり、彼の家を訪ねる玲子。中根は一人暮らしで、ケガで倒れていた。柄にもなく玲子はお粥を作ったり、中根の面倒をみる。そして、彼女は自分の生い立ちを話す。小さい頃、親が離婚し、祖父母の家に預けられたのだ。そし『老人の性生活 愛人はベッドの上で・・・』スチール4て祖母が死に、成人してから祖父も亡くなってしまった。だから…。仕事に穴を空けるわけにはいかないため、玲子は中根の代わりに黒川家に出向く。
 裸で玲子を迎える喜一と黒川。みずほは奥の部屋で仕事と格闘していた。二人は玲子に裸になるよう迫る。雇い主に逆らえない玲子は、裸にエプロン姿で炊事洗濯をする。すると、奥の部屋から、玲子を呼ぶみずほの声。息詰まって小説が書けないから、手伝いをして欲しいという。玲子を美人OLに見立て、誠と喜一にレイプをさせる。しかし、男勝りの玲子にニ人は簡単に倒されてしまう。ふざけて色々なシチュエーションを試しているうちに、やがてその気になり、絡み始める玲子たち。
 その頃、中根の家では昔の愛人、水島京子が中根の世話をしていた。彼女は金に困って中根に無心に来ていたのだ。無理から関係をもち、やくざ風の男と金を要求する。金が無いという中根を無理やり押さえつけ、タンスの中から通帳と印鑑を取り上げた。それは、養老院入ろうとしてためた、中根の精一杯の財産だった。ちょうどそこへ、仕事を終えた玲子が見舞いにやってくる。男は玲子が社長だと聞き、金をせびろうとちょっかいを出した。しかし男は、簡単に玲子に投げ飛ばされる。京子も玲子に襲い掛かるが、一撃で倒された。二人は、通帳と印鑑を渡して、脱兎のごとく逃げていった。
 中根に手料理を作ってやる玲子。そして、夜、添い寝する玲子…。