福まんの人妻
男を立たす法則

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◆スタッフ◆製作:松岡プロダクション/提供:Xces Film/脚本:今西守/監督:松岡邦彦/撮影:村石直人/照明:鳥越正夫/編集:酒井正次/録音:シネキャビン/助監督:新居あゆみ/スチール:佐藤初太郎/現像:東映ラボテック
◆キャスト◆大沢和恵:伊沢涼子/大沢恵美:夏川亜咲/小田理沙:倖田李梨/大沢登:世志男/渡辺巧:吉岡睦雄/古川六郎:小林節彦
◆解説◆ 世の中には相手の男の運気を上げる女がいる。俗に言う『あげまん』だ。うだつの上がらなかった男が、その女と付き合う様になってからは、出世街道まっしぐらなんて話も聞く。そんな女と一度は出会ってみたいと思うのは、私だけでは無いだろう。今回のお話はそんな『あげまん』の上をイク『福まん』の女の物語です。
 主演は伊沢涼子。熟女AV界では大人気の彼女。主演作品も数多く、大胆な絡みで男の股間を刺激する。そんな彼女が今回の作品で『福まん女』を演じる。『映画って楽しい!』とAVとは違う快感を覚えたようだ。身体全身から熟女のフェロモンを出しまくりの60分をお楽しみ下さい。
 監督は松岡邦彦がお贈り致します。
◆ストーリー◆ 結婚式場の控え室、ウエディングドレス姿の大沢和恵(37)。横では娘の恵美(18)がメイクを手伝っている。その傍らに、大量の札束。そのとき突然浮浪者の様な男が入ってきた。それは和恵の夫・登(38)であった。再婚する和恵に対して、手切れ金を要求する登を追い出すと、新しい夫である新郎の渡辺巧(25)と激しいキスを交わし、我慢できなくなった巧は、和恵のウエディングドレスをめくり上げると挿入、そして札束にまみれながら激しいセックスへ…
 しかしこれはすべて夢。現実は、汚い印刷工場を夫・登と二人で切り盛りしていた。昼寝から目覚めると、登がどこからか帰ってきた。パチンコにでも行ったのかと聞く和恵に、登は販売会に行っていたという。何でもその販売会とは、現金を投資するとその分の会員用の金券が支給され買い物ができる。しかし投資した現金は満期になると全額返ってくるので、タダで買い物しているようなものだと言う。呆れる和恵をよそに、もう百万ばかり投資したいと言う登。「ここまでバカとは思わなかった」と言う和恵。夫婦喧嘩する横では、少し頭のとろい従業員の古川六郎(40)が見ていた。
 和恵は宝くじが好きでよく買っている。今日も宝くじを買って帰る途中に、警察から電話がある。恵美を連れて入ったラーメン屋で事情を聞く和恵、恵美は女性無料のマンガ喫茶という名目の出会い喫茶に入ったのだ。和恵の質問に恵美は答えないどころか、ラーメン屋の店員・渡辺巧(25)が自分をねっとりとした目で見るというと店を飛び出して行った。
 翌日、ラーメン屋の巧が工場に出前に来た。その時、和恵が先日店に忘れた宝くじを持ってきた。はずれくじだから捨てていいという和恵に、巧は自分の母の話をする。巧の母は、宝くじが好きではずれも神棚に上げて拝んでいたら、ある日1等1億円当てたという。和恵もハズレくじを拝むようになった。するとある日3千円で3万円当てた。それをどんぶりを下げに来た巧に話した。喜ぶふたり、和恵は巧にお礼に御馳走した。しかしふたりが歩いている所は六郎に目撃されていた。
 その頃、工場に一人の女が来た。小田理沙(35)、登の幼馴染だ。久々の再会を祝ってビールを飲むふたり。理沙は少し前までリリーという名でストリッパーをしていたという。お互いに懐かしくなりセックスした。事後、理沙が内臓の病気であるという。移植手術も7千万というお金がかかるという。落胆する登。
 一方、和恵は、巧の住むアパートに案内されていた。そこには、巧の母の肖像画が飾ってあった。巧の母は、サマージャンボが当った年の冬に1億円と共に失踪したという。その母も初めて宝くじが当った時、和恵のように喜んだのが懐かしいという巧、和恵にキスし、横になるふたり、その時ボールがガラスをぶち破って部屋に転がり込んできた。ボールには「6」の文字、六郎だ。それもあってか和恵はまだ巧を受け入れられず帰ろうとした時、巧から母が残した幸福のペンダントというものをもらった。
 工場に帰るとビールを飲んだ形跡があった。登は和恵に六郎が来ていてふたりで飲んだと嘘をついた。
 和恵はまた宝くじを買って結果を見ていた。すると1億円が当たっていた。こっそり支度をして出ていく和恵。銀行で1億円を受け取ると、リュックに入れて持ち帰った。それを工場の隅に隠した。落ち着かない和恵は、巧に相談しに行った。1億円当てた事を伝え、愛し合うふたり。事後、結婚しようというふたり。和恵はささやかでいいから結婚式を上げたいという。しかし巧は、ゲームやパソコン、外車が欲しい等という。醒めた和恵に、巧は1億を見たいという。和恵はもう少し冷静になってという。しかし巧はまるで母さんのようだといい、和恵はペンダントを返し出て行った。
 工場に帰った和恵は最近、登がお金、お金と言うのを不審に思い、問い詰めると、登は口を滑らせ、理沙の臓器移植の話をしてしまった。喧嘩になるふたり。
 ある日、六郎が和恵に、和恵が巧と歩いていたのを見たと言った。ショックだったという。六郎は和恵が理想のお嫁さんで、1億よりも和恵が欲しいと言った。嬉しくなる和恵。
2階でセックスするふたり。
 和恵が工場に降りてくると、恵美が家の金を持ちだそうと探していた。和恵と恵美が口論していると、そこに巧が包丁を持って現れた。巧は恵美を捕まえると、包丁を突きつけた。何も知らない登が帰ってきてひたすら和恵に謝り出すが、状況を把握すると怯えた。巧、「あんたの奥さん、宝くじで当った1億独り占めしてんだ!半分はおれのものだって約束したのに!」否定する和恵だったが、巧が目の前で恵美を犯し始めた。巧の父は病弱だったが工場が休みの日は無理して巧と遊んでくれた。しかし母は父を捨てて家を出た。金さえあれば父は死ななかったと言う。何とか恵美を助けたい和恵は半分あげると言う。しかし、時すでに遅し、巧は恵美を最後までやってしまった。巧、「レイプ半額か…だからケチだって言うんだ。だったらこうしたら1億になるか?」包丁を恵美に突きつけた。和恵は1億全部あげるというと隠したリュックを取りに行った。
 リュックを持った巧はご機嫌で、工場を出て行った。その時、声がした。「おーい巧、何やってるんだ、キャッチボールするぞー」そこには六郎がまるで父親のようにグローブをはめて巧を呼んでいた。巧「父さん…」その瞬間、超大型トラックが巧に突っ込んで跳ね飛ばした。「アーッ」工場から出てきた和恵や登の足もとに吹っ飛んだリュックが落ちた。
 和恵はその1億を理沙の臓器移植に使って欲しいという。感激する登。その後、寝室では久しぶりに激しく愛し合う、和恵と登の姿があった。