三十過ぎの人妻
午後の不倫タイム

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◆スタッフ◆製作:フィルムハウス/提供:Xces Film/脚本・監督:坂本太『トイレの不倫 人妻援助交際』より/撮影:創優和 /照明:藤塚正行/助監督:羽生研司/編集:金子尚樹/スチール:本田あきら/録音:シネキャビン/ヘアメイク:大塚春江/現像:東映ラボテック
『三十過ぎの人妻 午後の不倫タイム』スチール1◆キャスト◆白木瞳:中条理佐/菅原涼子:葉月螢/姫野百合子:吉行由実/白木幸治:杉本まこと/田辺寛:山本清彦/上野達郎:久須美欽一
◆解説◆ 人妻は「無料の売春婦」などと定義した学者もいるらしいが、今の時代は、ただよりこわ〜いものはない。人妻だって趣味と実益を兼ねて、援助交際をしているらしい。
 よく公園デビューという言葉を耳にするが、表向きは子供達を、公園で遊ばせると言うのが目的だが、趣味のサークルグループみたいなもので、まわりの奥さん達と、本当は親しくなったと実感するのは、セックスの話題の仲聞に入れてもらった時だと言う。その間に繰り広げられる、人妻の会話の凄さときたら、こっちのほうが、赤面してしまう。不倫相手との一部どころか全部を、事細に自慢げに話したり、旦那とのセックスに、不満があるという事を口にした日には、あれこれとお節介な人がいて、一人エッチの方法とか、テレクラでの遊び方、ホテトルや援助交際など色々と教えてくれるという。今や人妻も、家庭内では決して味わうことのない、刺激と快楽を求め、白昼、大胆にも、楽しんでいるのだ。それに、浮気相手はそのプレイに飽きたら取り替えられるが、旦那はそうはいかない。どれだけ日常とかけ離れたセックスが楽しめるかどうかが、浮気の重要なポイントだという。こんな事を旦那のいぬ聞に、話されているかと思うと、女は恐ろしく思えてくる反面、男にも情けなさを感じる。
 援助交際イコール高校生という意識が強いが、握手をするだけでいくら、顔を踏んでいるだけで金5万也などと、人妻はなめたことは言わない。とにかく自分も楽しみたいのだ。生活の為に、パートさんに行きましょう、何て考えるのではなく、人妻というブランドを利用して、援助交際をしてもらっているのだ、人妻達自身も、清潔ではあっても貞淑ではない自分の、女としての価値を承知している。
 今回は欲求不満に悩む、お気楽極楽新妻が、すこし過激な援助交際によって、本当の自分に目覚めていく様子を、監督に坂本太、主演にあどけない顔が男心をくすぐる中条理佐がお届けします。
◆ストーリー◆ 白木瞳(23)は、結婚一年日のお気楽極楽専業主婦、三食昼寝SEX付きその上、持ち家付きの永久就職の好条件に引かれて、通っていた大学の助教授の幸治『三十過ぎの人妻 午後の不倫タイム』スチール2(36)と学校を中退してまで結婚、傍目には幸せな結婚生活に見えるのだがその性生活は不満だらけ。その原因は、結婚するまでと言う条件で同居している姉、百合子(28)の存在。幾度となくお見合いを繰り返してはいるが、不相応な理想の高さに未だに行かず後家。百合子の存在に遠慮して幸治とのSEXはいつも中途半端な上、百合子の欲求不満の嫌味と愚痴に瞳のストレスは爆発寸前でその魅力もくすみ始めている…。
 そんな或る日、大学時代の先輩、菅原涼子(25)からの電話を受け取る。気晴しにとその誘いに応じる瞳。久し振りに逢った涼子の同じ既婚者でありながら、その変わらぬ美しさに驚く瞳。楽しそうに自らの結婚生活を話す涼子と口から出るのは愚痴ばかりの瞳。すっかり落ち込む瞳に涼子は、その驚くべき楽しさの秘密を告白する。何と涼子は、或る公園に建つ『有料公衆トイレ』を利用した『売春』で欲望と金欲を満足させていたのだ。会員は全て一流企業の社長や資産家の御曹司ばかりと、瞳の心をくすぐり、会員達のマンネリ解消に仲間を探していると言う涼子は、瞳を口説き始める、結婚以来の欲求不満と別居資金獲得に瞳の心は揺れるが、さすがに決心が付かない。そんな瞳の心を見透かした様にやる、やらないは別にしてと『見学』を提案する涼子。
 数日後、再び涼子からの電話に、迷いながらも好奇心に負け『有料公衆トイレ』へと出掛ける瞳。
 不安な表情で入口脇の『オートロックパネル」に涼子から聞いた暗証番号を入力し、ロックが解除された扉を開き中へ入る瞳。奇麗に清掃され、完備された奇麗なタオルやスリッパに驚きながら、緊張から来る不意の尿意に個室へ入り用を足し、ホッと息を付く憧。突然、ドアがノックされ、慌てて身繕いをして身構える瞳。「ハーナーコさん。遊びましょ!」と、男の声がする。ゴクリと息を飲み、緊張に震える手でドアがゆっくりと開く。ドアの影から現れたのは、嬉しそうに好色な笑みを浮かべている中年男の上野達郎である。瞳の腰を引き寄せ、激しく唇を重ね、体中を撫で回し、的確に瞳の性感を『三十過ぎの人妻 午後の不倫タイム』スチール3見付けだし執拗に刺激して行く。緊張とは、裏腹に敏感に反応する。上野の精子を顔面に浴び、荒い息の中余韻に浸る。沸き上がる羞恥に顔を赤らめながらも「やってみる?」という言葉に領く瞳。涼子は怪しく微笑みながら瞳に携帯電話を渡す。
 その夜、恐る恐る幸治と百合子に「涼子に誘われ、主婦のボランティアグループに参加したい…時聞が不規則で、帰りが遅くなる時もあるんだけど」とごまかし承認を得ようとする瞳。いぶかしがる百合子を幸治が「気晴しが必要と」説得し、何とか納得して貰いホッとする瞳。
 トイレの中、黒い下着に身を包んだ瞳が、足元に寝た資産家の変態御曹司、田辺寛(23)の顔の上にまたがっている。大学浪人生活のストレスをSMまがい『三十過ぎの人妻 午後の不倫タイム』スチール4の行為で発散させ、楽しんでいる。田辺との行為の余韻に浸り、妖しく微笑む瞳に、次の指名をコールする携帯の呼び出しベルが鳴る。
 明るく変わっていく瞳を不審に感じたのは幸治ではなく、百合子だった。瞳が、窓の外で洗濯物を干していると、ダイニングテーブルの上に置かれたバックの中の携帯が鳴るが、全く気付かない。百合子の手が瞳の携帯を抜き取る。
 公衆トイレで、黒いボンテージ下着に身を包んだ百合子が、喜々とした表情で足元に縛る寛に鞭を振り降ろしている。鞭打ちに、嬉しそうに悶えながら「一生涯をかけて、女王様の奴隷として誠心誠意、ご奉仕させていただきたく思います」と、叫ぶ寛を妖しく微笑みながらハイヒールで踏み付ける百合子。「遂に乗ったは…玉の輿…」余韻に浸りながら取り出した婚姻届を寛に掘らせ、「この奴隷契約書、ちゃんと書いて出すのよ!」と、放心状態の寛に命令する。
 洗濯物をたたんでいる瞳の背後から近付き、百合子は結婚したと告げ、瞳の手を引っ張り玄関に向かう。そこにはきっちりと正座し、頭をさげているスーツ姿の男がいる。あの変態御曹司の寛だ!事情を聞くと百合子は内緒でトイレを利用させてもらったという。
 その頃、ホテルのペットの上で絡み合う男女。涼子と幸治である。何と、全ては瞳の性感向上と百合子の結楯相手探しの為の策略だった。
 有料公衆トイレの中、今日もお互いの胸の中の思惑を秘めて、それぞれ個室の中で激しく交じり合っていく。
 大都会の中の或る公園の『有料公衆トイレ』は今日も満員御礼なのだ。