人妻のじかん
夫以外と寝る時

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◆スタッフ◆製作:松岡プロダクション/提供:Xces Film/脚本:今西守/監督:松岡邦彦/撮影:村石直人/録音:シネ・キャビン/編集:酒井正次/スチール:佐藤初太郎/助監督:永井卓爾/現像:東映ラボテック
◆キャスト◆浜田菜穂子:山口真里/佐藤千佳:華沢レモン/新井鈴子:小川はるみ/石垣保:伊庭圭介/浜田太:サーモン鮭山
◆解説◆ 『恋愛と結婚は別物』とする割り切った考え方をする女性が最近増えている。『女性の不倫は男性の不倫とは違い、純愛であり美しいもの』だそうだ。しかし、女性は不倫の罠にハマりやすい。最初は遊びのつもりが、気がつけばドップリと深みにはまって、別れたくても、別れられない状態になってしまう。『たまたま好きになった人が既婚だっただけ』と自分に言い聞かせても、その深みにハマッタ女性は中々抜け出せない。やはり『恋愛と結婚は別物』にならないのだろうか?今回の作品は男と女の不貞の愛の深層に迫る。
 主演は山口真里。一見、大人しそうに見えるが、映画の中のセックスシーンはまさに獣。激しく腰を振り、男のすべてを吸い尽くす。こんな女だったら…と思う様な良い女。
 監督は松岡邦彦でお贈り致します。
◆ストーリー◆ 浜田菜穂子(32)が酔って帰って来た夫の太を不機嫌そうに出迎える。太は一部上場のエリートサラリーマンで、何時も帰りは深夜を過ぎるが多い。菜穂子はそんな家庭を顧みない夫に不満を持っていたが、今一歩離婚には踏み切れなかった。今日もご機嫌な太は大学の時の同級生・保を連れて来た。遠慮する保を無理矢理にリビングに連れて行き、酒を勧める太。保は駅前のカルチャーセンターでシナリオの講師をして食いつないでいる売れない脚本家。太はそんな保をせせら笑うが、菜穂子は興味津々だった。菜穂子は活字中毒と言っていいほどの読書家で、勿論、シナリオにも興味が有ったからだ。
 翌日、シナリオ教室を終え家に帰る保。途中で元彼女の千佳と出会う。未練タラタラの保は家に誘う。そして、無理矢理体を奪う保。事後、ヨリを戻そうと言う保だったが、キッパリと断る千佳だった。
 数日が過ぎたある日、菜穂子に一本の電話が入る。『もしも暇だっら、家に遊びにこない?』と保からの電話だった。暇を持て余していた菜穂子は保の家に向かった。忙しく書き物をする保。その姿をじっと見つめる菜穂子。菜穂子が気を使い『また来ます』と家を出ようとすると、保が突然襲いかかる。抵抗する菜穂子だったが、保の優しい愛撫にやがて体を許した。燃え上がる二人。事後、『…家出しちゃおうかな?』保に甘える菜穂子。戸惑う保に菜穂子は『これって運命だよね?』と本気に離婚を考える。そして、キスをして保の家を後にする。
 それから、保と菜穂子の愛欲の日々が始まる。時にはシナリオ教室の授業の後や、公衆トイレと場所を問わず愛し合う二人。菜穂子の保への愛は増す一方だったが、保はそんな菜穂子を段々と煩わしく感じていた。
 そんなある日、保の家に千佳がやって来た。この前来た時にイヤリングを忘れたらしい。まだ未練がある保は再び千佳を誘う。が、その時、菜穂子が部屋に入って来た。驚く保。千佳は『なんだもう彼女いるんだ』と言い保の部屋を後にする。激怒する菜穂子。持って来た野菜を保に投げつける。そして部屋を飛び出して行く。呆気にとられる保。しばらくして戻ってくる菜穂子『ごめんなさい、私、取り乱して』しかし保は『一応言っておくけど、俺たち、そこまでの関係じゃないだろ!』泣き崩れる菜穂子。『何でもするから、許して…』と保にすがりつく。『家賃、払ってくれないかな?』『そんな事で良いの?』笑顔を見せる菜穂子。
 それから数ヶ月後、菜穂子の熱は冷める事を知らずに、ひたすら保に注ぎ込まれていた。
 そんなある日、シナリオ教室に映画プロデューサーの鈴子かやって来る。鈴子は昔から保を可愛がっていて、新作の原案本を見に来ていたのだ。そこに菜穂子がやって来てくる。また新しい女と勘違いした菜穂子が鈴子を追い出してしまった。激怒する保『ふざけるな!』と怒鳴り、菜穂子を振り切り出て行ってしまう。『あなたは、そんあ人じゃない…』と床にしゃがみ込む菜穂子。
 夜、保の携帯に菜穂子から電話が入る。『もしもし、私。今、一人で家にいるの。お願い、来て…』困惑すう保。
 一方、暗闇の中でオナニーに耽る菜穂子。保の事を思いながら必死に股間を弄る。そこに夫の太がやって来る。菜穂子の痴態を目撃した太は興奮し菜穂子を抱く。が、電話を聞いた保のそこにやって来た。鉢合わせする三人。『一流企業のサラリーマンが何やってんだ』と太に襲いかかる保。意識を失う太。ベッドの上で愛し合う保と菜穂子。『これからどうする』『家でしよう、二人っきりで…』『アイツは…』『どうにかなるわよ』『私、アナタとの時間が大切なのよ。今は余計な心配は止めて、抱いて…』濃厚なキスをする保と菜穂子。そして、お互い激しく体を求め合った。