すけべ女将
恥毛の熟女

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『すけべ女将 恥毛の熟女』スチール1◆スタッフ◆製作ワイ・ワン企画/提供Xces Film/脚本・監督遠軽太朗「どスケベ温泉旅館 昇天(イキ)くらべ」より/撮影鷹野聖一郎/照明原信之介/撮影助手相模昌宏/助監督児玉成彦/編集フィルムクラフト/音楽駿下真実/効果協立音響/録音ニューメグロスタジオ/現像東映ラボテック
◆キャスト◆園井美鈴:藤森ゆみ/三池さやか:桃井良子/相沢房枝:本城未織/望田隆史:小杉平八(二役)/林節彦/佐山恭司:福井神壹/三枝直之:泉堅太郎/佐原孝二:林信宏
◆解説◆
  若いOLたちの間で、ちょとしたブームの温泉。仕事の疲れを癒し、お肌にもいいとばかりに押しかけるギャルたち。そんな温泉ブームの中で男性にとって魅力のある温泉の条件と言えば、なんといっても酒と女。
 温泉にやって来るギャルを口説くのもいいが、もっとしっとりした大人の女がいいと言う皆様にはぴったりのお話。
 ひなびた宿で色っぽい女将と向かい合って炬燵に入り、熟爛を差しつ差されつなんて言うのをやってみたいと思いませんか。最高じゃないですか!
 その女将って言うのが、三年前に夫を亡くした未亡人ときてるんです。女将と客室の中で二人っきりになった途端、プーンと女の匂いが漂ってくるんです。『きっと昨『すけべ女将 恥毛の熟女』スチール2夜もオナニーしてたんだなあ』って、よからぬ想像力が沸き上がってきます。温泉の硫黄の臭いにも負けず漂って来る女将のマン臭……そりゃあたまらないです。
 暖かい湯で全身をほぐした後で、女将の肉布団にくるまって、ぬる爛を枕元に置きながら、朝までしっぽりと濡れてみたい。
 主演は藤森ゆみ。着物姿も髪をアップした感じもなかなかいい感じの美女です。小股の切れ上がった女と呼ぶ資格十分です。こんな彼女に「お客さん一杯つき合ってくれません?」なんて甘い声で言われたら、もう涎を垂らしながらうなずいてしまいます。楚々とした感じでありながら、一度男の手が体に触れたら、さあ大変!
 情欲の塊みたいに男にしがみついてSEXしたがるタイプです。新人とは思えない迫力です。
 秘湯を求めて静岡県河津温泉でのオールロケ。
 お湯よし、女よし、エッチよしの三拍子揃った温泉シリーズをお楽しみ下さい。
◆ストーリー◆
 望田高志。年は四十五才。不動産、証券、結婚、その他なんでもござれの詐欺師である。数えきれぬ程の人を騙してきたのだが、今度ばかりは相手が悪かった。証券会社のOLから500万円騙し取った。実はその筋の人物の情婦だった。
 何とか追手をまいたが、このままじゃちょいと危ないというので、しばらくの間、東京を離れようと決心する。
 そのことを、望田が唯一人信用する、これまた結婚詐欺師の諸星錠一朗に告げ、望田は電車に乗り込んだ。かつて諸星が、ある田舎の温泉旅館の女将とねんごろになって、随分いい思いをしたということを聞きかじっていたからである。
 未亡人になったばかりのその女将を、口八丁でだまくらかし、その上、金までせしめておさらばしたという。それがまたいい女で、味も最高だったと言う。
 その旅館はというと、バブル崩壊と共に客足もとだえ、青息吐息の経営状態。そこへ、中年紳士になりすました望田が宿泊を願ってきた。
 旅館の客は望田の他に、温泉めぐりが趣味という女子大生さやかと、何やら頼りない恭司という男のアベックが一組だけである。この女子大生が望田を、最近文学賞を受賞した小説家小杉平八と勘違いしてしま『すけべ女将 恥毛の熟女』スチール3う。
 これで、望田の立場は一変し、先生、先生ともてはやされ、いいことが連続する。
 まず、文学に興味を示すさやかが部屋を訪ねてくる。うまく丸めこんで、小説に於ける性描写の実践とかいいながら、さやかをいただいてしまう。
 ところで、女将の美鈴だが、今になっても諸星に騙されたとは思いもせず、再び諸星が戻ってくるまでと、傾きかかった旅館を必死で支えているのだ。元はといえば、諸星が持ち逃げした500万円も大きな負担となり、そのために、同級生で金貸の相沢という男に言い寄られているのだ。
 今日も、借金をネタに、美鈴の体を求めて相沢がやって来る。相沢は何だかやと美鈴の体をなで回す。偶然、美鈴の部屋の前を通りかかった望田は、その様子を覗き見し、美鈴を助け、相沢を追い払う。
 翌日、望田が露天風呂に浸かっていると、一人の女が入って来て、やはり望田を小説家小杉と勘違いし、モーションをかけてくる。まんざらではない望田は、その場で女を抱くが、その女が相沢の妻、房枝と知って驚く。
 望田を待っていた美鈴は、相沢が借金のカタにこの旅館を自分のものにすると言って今からやって来ることを告げる。
 今日こそは美鈴をモノにしようと意気込んで、相沢がやって来る。
 その頃、望田は房枝に、この旅館の女将が、幼い頃から相沢が大好きで、相沢とのつながりを持とうとしている事、借金さえも、その道具に使い、何かと呼び出しては相沢を誘惑しているのだと嘘をつく。そして、今まさに、性交しようとしている相沢の姿を房枝に見せつける。逆上した房技はそこに乱入し、借用書を破り、美鈴にざまあ見ろと悪態をつき、夫を連れて帰っていく『すけべ女将 恥毛の熟女』スチール4
 美鈴は、自分が頼りないからこんな事になり、申し訳ないと泣き出した。詐欺師の望田はここで口からでまかせの作り話…。
 実は諸星は望田の後輩ながら、志を共にした文学仲間であったが、世に出る事もなく先月、この世を去った。美鈴の気持ちを知ってなかなか言い出せずにいたが、諸星から預った500万円を返しに来たのだと、例のヤクザの情婦からだまし取った金を気前よく美鈴に渡してしまう。
 悲嘆にくれる美鈴だったが、諸星の代わりに自分を抱いてと体を預けてくる。
 その頃、帰り支度をしている我がままなさやかを望田のアドバイス通り、度胸一発、思いきり張りとばす恭司。と、その男らしさに感動したさやか。こちらも激しいセックスが始まった。
 そして、翌朝、望田は何とも言えぬ気持ちよさに包まれながら、そっと旅館から立ち去ったのだった。
 それから数か月、一人の中年男性が訪れた。
「小杉先生!」と、大声を上げる美鈴に、
「いかにも小杉ですが、さて貴女はどちら様でしたかな」と、その男性