襦袢の温もり
死ぬほどイカせて!

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『襦袢の温もり 死ぬほどイカせて!』スチール1◆スタッフ◆製作:栄企画/提供:Xces Film/監督:新田栄/脚本:夏季忍/撮影:千葉幸男/録音:シネキャビン/編集:酒井正次/音楽:レインボー・サウンド/助監督:加藤義一/スチール:佐藤初太郎/現像:東映ラボテック
◆キャスト◆愛川泉:石堂亜衣/工藤和江:七月もみじ/江原智子/愛川春樹:竹本泰史/江原勝則:久須美欽一/田所勇:杉本まこと
◆解説◆
 不況、不況、と不況の嵐のご時世ですが、この映画の主人公も、自分の旦那がリストラされ、私はセックスしたいのに旦那はまるでその気になれない。「ねぇ〜あなたあ〜」と追っても「あっちにいけ」など冷たくあしらわれては、夫婦の溝は深くなるばかり。そして、ついには寝ている旦那のすぐ横で、激しくONANIEを始めてしまうのです。何と言ってもヤリたい盛りの女盛り、こうなると疼く躯は自分で慰めるしかないのです。これは決して人ごとでは無いのでは?
 そこに立ち上がった主婦がいた。その主婦演じる石堂亜依。お茶の間のバラドル森口博子似の彼女は、和服の似合う寝室のアイドルとなり、欲求不満の主婦が最適の仕事として選んだのは、ボランティア称する売春倶楽部。昼日中、愛欲濡れの3Pが展開され、見る側のボルテージは最高潮に達することができる。そして、オナニーシーンとなると、耽ずかしがる事が多いのですが、彼女の場合もしかすると、これはまさに天性の淫乱娘!腰巻が捲れ、白い太股が露になり、激しい動く柔肉に潜った指の動きの奥をお見せできないのが残念!でなりません。
 しかし、ギリギリのその股間を、ヌメった陰部を、唾液で透けた柔壁を、バッチリと写し出してくれるのは、この人しかいません新田栄監督。毎回、よくぞここまでヤッてくれる『襦袢の温もり 死ぬほどイカせて!』スチール2と、ファンの皆様の厚いご支援を受け、今回も新田節は健全であることは間違いなく、スッキリとイカしてくれることを約束する。
◆ストーリー◆
 愛川泉(26)は、夫、春樹と平凡ながらも幸福な結婚生活を送っていた。春樹もこの春係長に昇進し、ローンを組んで、郊外にやっと念願のマイホームを購入した。生活基盤も整ったところで、そろそろ赤ちゃんをと思った矢先、春樹がリストラで退職に追い込まれた。
 すっかり落ち込んだ春樹が職探しに出掛けるが、現在の生活水準を下げる事も出来ず、思ったような職が見つからない。イライラが募る春樹。泉が身体を擦り寄せてもそんな気分にはなれないと、夜の生活が遠のき、夫婦の間に冷たい風が吹き始める。
 欲求不満の泉は、その若く豊満な肉体を自ら慰めるようになる。ローン返済もままならぬ今、このままでは折角手に入れたマイホームを手放す事に、そして夫婦崩壊の危機が…。泉が働く決心をする。
 そんなある日、泉の学生時代の友人で、且つ何かにつけてライバルとして泉と張り合っていた工藤和江が訪ねて来る。
 和江は現在、和服クラブ「橘会」という無認可の接客サービス業に勤めていた。この会を任せられている男、田所勇が事務所で和江を抱きながら、お前のダチにいいカモはいないかと囁いた。
 久しぶりの再会に、学生時代の思い出話に花が咲くが、泉の口から夫のリストラ、そして何かいい働き口はないかと相談
を持ちかけられる。
 これ幸いと、和江が「橘会」の名刺を出し、短時間で高収入になると入会を勧める。内容を聞く泉に、裕福ではあるが、心の癒されない人の為に、先方の家に行って心のケアをする仕事だと説明する。言わば『襦袢の温もり 死ぬほどイカせて!』スチール3有料ボランティアだと。
 学生時代、福祉科を専攻していた泉は、これぞ天職ではと、喜んで入会する。
 翌日、偶然を装い、公園のベンチで思い悩む春樹の前に和江が姿を現す。すっかり落ち込んだ春樹がリストラの事、そしてその為に泉との夫婦生活が最近ギクシャクしてきた事を話す。驚いてみせる和江であったが「いっその事、泉と別れたら…今の私ならあなたの一人や二人養うだけの生活カがあってよ。私、前からあなたに興味があったの…」と、思いがけない言葉をロにする。
 自暴自棄になっていた春樹は、和江に誘われるまま、ホテルで男と女の関係を結んでしまう。
 数日後、和江からの連絡で、和服姿の泉が地図を頼りに江原邸にやって来る。プール付きの洋館に目を見張る泉。品の良い江原の妻智子が三つ指を付いて丁寧に泉を出迎える。
 智子の話によると、江原夫婦には長年子供が無く、数年前やっと授かったが、智子の健康状態が思わなくなく、医者からこのままでは母体が危険と言われ、妻を愛する江原は、子供はいらない。君の身体が大事と、出産を願う智子を説得した。子供を持つ可能性を断たれ、心が癒されぬまま現在に至っていると…。
 江原の妻を思う気持ちにすっかり感激してしまう泉。
 照りつける夏の太陽が二人の足元に伸びた頃、よかったら主人が帰って来る迄、プールで泳いでいらしたらと智子が言った。水着も無いからと遠慮する泉に、どうせ私しか居ませんからと、裸で泳ぐのも気持ちの良いものよと勧められる。
 気持ち良さそうに全裸で泳ぐ泉の姿を、二階の窓から智子と夫の勝典が見ていた。
 その日は、三人で雑談をしながら軽い食事をし、約束の手当を貰う。何もせず、御馳走になった上に、こんなに戴いてはと戸惑う泉に、又来て下さいと二人が笑顔で送り出す。『襦袢の温もり 死ぬほどイカせて!』スチール4
 素敵な夫婦との出会いに、久しぶりにハッピーな気持ちで帰った泉は、寝床で春樹の物をシゴきながら江原夫婦の事を話す。あなたの仕事が見つかる迄、私が頑張るから焦らなくても良いのよと身体を重ねる。その思いやりに久しぶりに応える春樹であったが、春樹の気持ちばかりが焦り、泉を満足させる迄には至らなかった。
 再び江原邸を訪れた泉に、智子が懇願した。
 主人があなたが来てから、なんだか急にイキイキとして今流行の驚異の勃起薬「パイアグラ」を何処からか手に入れて私に追って困る。私を助けると思って、主人の性欲を鎮めて来れないかと…。
 これも心のケアになるならと、泉は智子の頼みを聞き入れ、勝典の相手をする事に……。
 このところ満足のいくSEXから遠ざかっていた泉の若い身体は、勝典の巧みな愛撫に燃え上がり自ら積極的に応じて行く。
 この様子を覗き見ながら喘いでいた智子も、たまらず着ている物を脱ぎ捨て二人の中に入って行く。愛欲まみれの3Pが展開する。
 そんな頃、働く泉に代わり主夫として目覚めスーパーの袋をぶら下げた春樹を、和江が待ち伏せる。いつもと様子の違う春樹に「どう、泉と離婚する気になった?」「とんでもない、僕たちの愛はリストラなんかで壊れやしない」と春樹が胸を張って去って行く。怪訝な顔で和江が見送った。
 その夜、ぐったりと疲れた様子の泉が帰って来る。見ると、テーブルの上には食事の支度が…「どうしたの、これ?」と、驚く泉に今までの自分の態度を春樹が詫びた。
 久しぶりにヒシと抱き合う二人、今夜は出来そうと春樹が泉に耳打ちするが、勘弁してと泉が拒んだ。
 翌日和江から電話が入り又ご指名かと思いきや「橘会」が売春容疑で警察の手入れを受けたと連絡してくる。呆然として声も出ない泉の耳に「泉の名前は名簿から外しといたからね、安心して、これも女の友情よ。旦那さんとお幸せに」と電話を切った。
 又振り出しに戻っちゃつた。半泣きの泉に、どんな仕事でも贅沢を言わずに一からやってみると、春樹が元気良く出掛けて行った。 障子が夕陽に染まる頃、アア、あなた、早く帰って来て…と、自慰に耽る泉の腰巻が濡れる。