痴情スチュワーデス
黒タイツの太股

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『痴情スチュワーデス 黒タイツの太股』スチール1◆スタッフ◆製作ネクストワン/提供Xces Film/監督・脚本瀧島弘義/撮影林誠/照明多摩三郎/録音加藤大和/編集冨田伸子/音楽齋藤慎一/効果中村佳央/助監督諸江亮/スチール本田あきら/ヘアメイク鷲田知樹(おかもと技粧)/現像東映ラボテック/協力日活撮影所/
◆キャスト◆涼子:川村千里/怜:吉行由実/里美:篠原さゆり/俊二:森羅万象/晃:根本義久/警官のシンさん:野上正義
◆解説◆
 おとなしめで控え目な顔立ち、とびきり目立ちはしないが根本的に美人で可愛い。これが彼女にしたい理想の女ベスト1!まさにスチュワーデスにはもってこいの主演川村千里。さらさらストレートのロングヘアーが鼻をくすぐる21才。身長160、上からバスト84、ウエスト57、ヒップ85センチと理想を絵に書いたような彼女だ。
 今回エクセス初登場となる彼女だが、今までには数々のグラビアの表紙を飾り、写真集やカレンダーの出版。また、TVにも多く出演し、現在、出没!アド街ック天国に出演中という。その他タモリ倶楽部、あの飯島愛も生み出したギルガメッシュナイト、他、映画、Vシネなどなど…、とにかく色々な方面での活躍でメディアを賑わしている。そんな彼女がスッチーことスチュワーデスの役で空高く快楽の世界へと導いてくれる。
 まず、空港の外でオナニーするところから始まるわけだが、可愛い顔してこのギャップが堪らなく、ドアップの下から覗き込むアングルもいやらしさが倍増する。どこかで一度はお目にかかっている彼女かもしれないが、今迄とは違う表情が拝めて幸せを感じる事が出来る。
 そして、今回は今まで見せた事のない彼女の全てを見せる!と、今一番の期待の新人監督瀧島弘義。初の監督作品では多大なる皆様からのお褒めの言葉をいただき、今回も瀧島ワールドを完成させることに『痴情スチュワーデス 黒タイツの太股』スチール2『全力をつくすと』宣言した。
◆ストーリー◆
 今日は、子供の頃からの夢だったスチュワーデスとしての最後の日だ。そして、新しい人生への記念すべき最初の日である。嬉しいやら悲しいやら、最後のフライトを終え空港のムービングロードを行くスチュワーデスの涼子。と合流する同僚のスチュワーデスの里美と婚約者でもある副操縦士の俊二。
 ジャンボジェット機が爆音を響かせる中、空を見上げて物思いにふける涼子に花束を渡す里美「優秀なあなたが降りるは残念、名残惜しいんじゃない」と…。そんな涼子に気を遣い先に行く二人。
 涼子にはこの空はたくさんの思い出がある。俊二との飛行機内で愛欲の日々、自らの股間に手を伸ばしオナニーにふけった時聞…。ふと、我に返ると飛行機の爆音をバックにタイトスカートが捲れ、白い指が奥に溶け込み瞳を閉じる。そして、歩道の手摺につんのめった。
 そして涼子の新婚生活は始まった。しかし、幸せ一杯という訳にはいっていなかった。涼子は電話に出ていた。夫である俊二の起こした人身事故により、恐喝を受けていた。「パイロットが飲酒で人をひいちまったなんてイメージが悪りいよな、致命傷だな」何も逆らうことはできずただ、「お金ならいつもの口座へ…」と顔色の悪くなる涼子であった。
 日々の恐喝と、夫の浮気がきにかかる涼子の心労はかなりのものだった。仕事より結婚を選んだ私には今、夫しかないのにその夫がどこかで私を裏切っていると思うと、自分が相手を思う気持ち以上のものを、自分に欲しがるのだった。帰宅したばかりの夫に甘える涼子。ジッパーをおろし口に積極的に含む…が、つれない。さらにいつもと違う味がする。恐喝からあなたを守っているのも私だと、すでに狂気の涼子である。さらに夫から嫉妬感を引き出そうと、男性歴を事細かにしゃべりまくり、何人もの男に弄ばれた私のアソコをなめて、もっと、私を愛せ、と発狂する涼子であった。
 こんな生活に疲れた涼子は空への思いが再び募り始めた。空を飛びたい、私の人生を飛び回りたい…と。
 翌日、ドライフラワーを作っていると、ドアのチャイムが鳴る。家にはこないという約束をよそに、玄関先で待っていたのはチンピラの晃と怜だった。二人組は当たり屋で、怜の方がちょっとしくじったらしく虫の息だった。そして涼子は見た。晃と虫の息の怜との激しいファックを。そして、二人は金を手に入れるとすぐにバックレようとした。その時、存在自体が自由奔放な晃と怜を見て、涼子は決心するのだった。家の中の自分、表に出ていく二人、部屋に一人残される自分、車のエンジン音、心に響くジャンボの爆音、「待って、私も連れていって」と声にしていた。そして、涼子と晃、怜、の奇妙な三人の当たり屋としての放浪生活が始まった。『痴情スチュワーデス 黒タイツの太股』スチール3
 まず、晃と怜のお手本。そして、ついに涼子も当たり屋を経験する。これは、涼子にとって不思議な解放感だった。当たり屋としての第一歩を踏み出した。
 川のせせらぎで三人は子供が遊ぶごとく絡み合う。旅先で無表情だった涼子も次第に楽しい時を過ごしたのも束の聞、警官に駐車違反の切符を切られ、警官の身元追求に答えられない三人は手錠を掛けられる。「私は村ではシンさん、シンさんと呼ばれる模範的な警察官なんです」と、ヤクザな警察官はいった。まず、手錠を掛けられたまま怜が犯される。そして、ついには拳銃の先にコンドームを被せ、涼子のアナルヘと押し込められた。涼子は今迄に無い屈辱を味わった。
 惨めなムードの三人。晃はすぐさま涼子に駆けより介抱しキスをした。それを見ていた怜の嫉妬が怜の中で爆発した。警察官も、晃も、信じる物は何も無いと…。
 怜が去り二人で当たり屋稼業を営み、晃を振り回す涼子。すでに涼子はお嬢様スチュワーデスから一人前の当たり屋として、立派に事をこなしていた。そんなある日、一台の高級車に当たると、なんと俊二がそこにはいた。そして助手席には同僚の里美が…。怒り心頭の涼子は、里美には私以上の屈辱を与えるようにと晃に告げる。すでにボコボコにされぐったりとしている俊二の横で、涼子は里美を犯すのであった。そして、その場に二人を置き去りにし、涼子と晃は旅を続けた。
 道中いろいろなことがあったが、車は荒涼とした村に着いた。そこは涼子が生まれ育った場所である。まるで、忘れていたものを取りにきたようだ。そして、涼子の育った廃屋で結ばれる二人「もう一度、空で働きたい。空を飛びたい」と、涼子の切ない声「何時でも飛べるよ、まだまだ俺らは飛べるんだ」と、空高くセックスで昇天する。『痴情スチュワーデス 黒タイツの太股』スチール4
 翌日、廃屋の周りを散策する涼子と晃、陽射しは強く、陽炎がのぼり、素直に愛してると言えそうな涼子。二人はこの思い出の場所を後にし、ある岬へとたどり着いた。大空の下車中で絡み合う涼子と晃。嬉しさのあまり涙を流しながら昇天する二人。「俺、何か跳べそうだよ」「ほんと、あなた怖くないの」「全然、あんたがいれば」「あたしも旅客機降りない。ずっと、スチュワーデス続ける」「俺、馬鹿だから今すぐ飛べそう」「あたしも、馬鹿だよ」…晃が崖に向かって走り出す。そして空に舞う。涼子もめいいっぱいの笑顔で駆け出す。そして空に舞った…。
 気が付くと、二人は海水浴場に流れ着いていた。その場で抱き締め合う二人。
 ジャンボの爆音が響く空港。我に返りショーツの中の手をそっと引き、瞳を開く。何事もなかったように歩き出す涼子。待っていた俊二の高級車に乗り込むと「さっき、おふくろから電話があった。式の段取り済んだって」「…あたし仕事やめない。あたし結婚やめる」「…」無言の俊二「嘘、十分楽しんだから思い残すことなんて全然無いわ」