喪服妻暴行
お通夜の晩に

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スタッフ製作:ワイ・ワン企画・提供:Xces Film・監督:遠軽太朗・捕影:鷹野聖一郎・照明:宮崎輝夫・録音:シネキャビン・編集:泣tィルム・クラフト・音楽:駿下真実・助監督:増尾鯉太郎・スチール:菊池康陽・現像:東映化学『喪服妻暴行 お通夜の晩に』スチール1大へ!!
キャスト栗林明美:里見瑶子・原田春奈:村上ゆう・松川由香里:河名麻衣・栗林誠一:小林節彦・原田英男:平賀勘一・橋爪正史:樹かず・日高繁:真央はじめ
解  説
 制服の種類は数知れず、セーラー服、バニー、看護婦、etc…例をあげれば限がない。
 男なら誰でも皆、制服に強い憧れを抱いている。特にその中でも<SEX封印の喪服妻>ともなれば一段といやらしさを醸し出してくれる。同じ和服でもさらに刺激的なものが(も・ふ・く)であり、神聖な領域みたいなもので踏み越えてはならないもの、逆に、踏み越えてみたい欲求に駆られる。封印されなくてはいけないはずの未亡人の欲求…今は亡き旦那の遺影の前で…白い足袋…こんなにも悩殺的で想像力を掻き立ててくれる言葉が有る事に感謝しよう。喪服と開いただけでも、反射的に反応してしまうスケベな男もこれまた数知れず!
 てなわけで、制服大好き人間集まれ!喪服、喪服とお経のように唱えても始まらない。観客総立ち間違いなし、遠軽太朗監督ならではの濃厚な絡みと演出を先ずは見るのみ!そして、今回の映画で主演を見事に演じてくれるのは、腰までたくしあげた裾からむき出しにされた美尻と、はだけた襟元からこぼれ落ちた美乳が印象的な里見瑶子。なかなかの日本美人という感じで喪服も見事にマッチしている。誰が何と言おうと喪服に勝るものはない。毎回、喪服妻シリーズを心待ちにしているファンも多い事だと思うが、未亡人に成り立ての人妻にお通夜の晩に何かが起こる!それは映画を見るまでのお楽しみとしておこう。
『喪服妻暴行 お通夜の晩に』スチール2大へ!!◆ストーリー◆
   栗林誠一は、官能小説家だ。
 創作にいそしむ時、誠一の頭には具体的なイメージが浮かんでいた。
 今日は、自分の遺影の前で自慰にふける全裸の妻の姿が、鮮やかに浮かび上がっていた。そうした時に浮かぶのは実際の妻、明美の姿であった。
 明美は、自らが残したあらゆる官能小説を越えた最高傑作であると、誠一は確信していた。
 身寄りのない少女で売春をしていた明美に求婚した誠一は、自分の思いのままの性の奴隷として教育している。
 性感を研ぎ澄ますための、目隠しをしての行為。羞恥心を最大限に高めるための屋外での愛撫や恥辱。自分の性戯に反応する明美は、誠一の小説に大きなインスピレーションを与え続けた。
 誠一の小説は評判がよく、原稿を受け取りに来た編集者は原稿の仕上がりに満足する。しかし、一方で誠一の体の不調も心配していた。
 そんな誠一にはかつて、もう一人愛情を捧げた女がいた。その女の名は春奈。しかし、春奈というその女は、親友であった原田英男に寝取られ、今では原田の妻となっていた。春奈への思いは、誠一の心の傷となっていた。『喪服妻暴行 お通夜の晩に』スチール3大へ!!
 しかし、そんな誠一に思わぬ復讐の機会がやって来た。
 あくまでも自分の文学を追い求めた英男は、生活費を稼ぎ出すことも出来ず、春奈を通し誠一に借金を申込んだのだ。誠一は、借金の条件に春奈と英男の性生活を語ることを申し出る。
 既に二人には性的な交渉はとだえ、語られるのは若き日の激しさに任せたセックス…。女盛りの春奈には肉体のうずきを思い出させるだけであった。誠一は金をちらつかせながら、春奈をものにした。
 そんな頃であった。
 誠一は自分の命がいくばくもないことを医者に宣告される。泌尿器系の腫瘍が発見され、既に手遅れの状態なのだ。病院でただじっと死を待つことは耐えられない事だった。病気の進行は早く、誠一の体力はセックスも出来ない程、衰える。しかし、性への思いだけはより一層強いものとなり、それを記録に残すことに誠一は執心した。
 自宅に定期的に訪れる看護婦、松川にも言葉巧みにその性体験を語らせる。誠一の巧みな言葉と、手を使った愛撫に松川も自分の不倫の事実を語る。ロッカールームでの、橋爪医師との人目を忍んでセックス。まさにその場に居合せたかのように、誠一の脳裏には松川の不倫の様が浮かぶ。『喪服妻暴行 お通夜の晩に』スチール4大へ!!
 誠一の病状は悪化していく。死期が近付いた事を感じた誠一は、明美にある提案をした。明美に街で見知らぬ男を引っかけさせ、自分の目の前で見知らぬ男と妻が交わるのを見たいというのだ。肉体労働者風の男、日高に金を積み、死を前にした誠一の望みは叶えられた。既に喪服を纏った明美が、薄汚い男の下で身悶えている。誠一の目には涙が浮かぶ。その訳はいったい何だったのか。
 誠一はその後すぐに逝った。葬儀も済み、ひとたび誠一の骨が自宅に戻った晩。明美により、英男が呼び出された。明美は誠一により託された手紙を英男に渡す。その手紙にはこう記されていた。
「自分の妻を、かつての友の元に遣わした君の気持ち、その無念、私にはよくわかる。その状況に於き、春奈君と情を結ぶに至ったこと、今、死の床につき、悔恨の思いがあふれている。そこで、かつての親友にひとつお願いしたい。私の黄泉へのはなむけに、我妻とここで情を結んでくれまいか。それによって、君へのせめてもの償いとしたい…。妻を喜ばせてやってくれ。」
 英男は、喪服姿の明美に襲いかかる。始めは抵抗した明美だが、やがて自ら体を預けて行く。
 その時、その場所にもう一人喪服を身に纏った女が現れる。春奈であった。驚く英男に春奈が言う。
「いいのよ。全て生前の誠一の書いた筋書き通りなのだから…」
 誠一の目の前で、自分が作り上げた二人の性の奴隷が、一人の男に襲いかかっていた。その性の饗宴を見つめる誠一の視線を、明美は感じたような気がした。
 明美には誠一の遺産、そして明美がこっそり誠一に掛けていた保険金が入っていた。明美なりの人生の知恵でもあった。明美は誠一への供養として、四十九日まで遺影の前でセックスをすることで表そうとする。あの街で拾った男、日高と、遺影の前で…。

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